サスペンションデータ

サスペンションのセッティングはすべて、サスペンションワーカーの指導のもとで行ってください。

設定を間違えると、ライディング時に深刻な危険を引き起こす可能性があります。

走行時間が短くてもシールやオイルの劣化は進みます。定期的なオーバーホールは必ず行ってください。

右側上部にリバウンドアジャスターがあります。

アジャスターを時計回りに回すと、リバウンド速度が遅くなります。 反時計回りに回すと、リバウンド速度が速くなります。

標準設定は、時計回りに回した全閉位置から25クリックで、外気温によって16〜30クリックに合わせます。

右側の底面には、コンプレッションアジャスターがあります。

この設定は、圧縮ストローク全体にわたって段階的に機能します。

標準設定は、アジャスターが完全に締め込まれている状態から3回転戻し、体重の重い方は2回転戻しです。

注：1回転= 360度。

左側の底面に、エンドストロークアジャスターがあります。

この設定は、ストローク終わりの45 mmでのみ機能します。

通常このアジャスターは完全に閉じた状態で使用しますが、体重が非常に軽いライダーがストロークの最終位置に到達できていなければ、ネジを少し緩める方が良い場合があります。

左側の上部に、スプリングプリロードアジャスターがあります。

変化のフィーリングはライダーによって個人差がありますので標準位置を重要視してください。

標準位置は時計回りに回した全閉位置から、5回転戻しです。

調整は小さな変化を感じるために、アジャスターをに1回転させる毎にフィーリングを確かめてください。

・アルミインナーチューブ　※適合車種：One-RR（ラガレーシング）、Xtrack-RR（ラガレーシング）

オイルレベル：右側75ミリ / 左側130ミリ　指定フォークオイル：NILS 051608 フォークオイル 5W

・スチールインナーチューブ　※2018One-RR（ラガレーシング）

オイルレベル：右側55ミリ / 左側110ミリ　推奨フォークオイル：NILS 051608 フォークオイル 5W

※適合車種：One-RR（ラガレーシング）、Xtrack-RR（ラガレーシング）

リアショック上部のダイヤルを六角レンチ5ミリまたはソケットレンチ19ミリで調整します。

標準設定は、時計回りに回した全閉位置から12クリック戻しです。

締めるほど圧縮ダンパーが強くなります。

リアショック下部のダイヤルをマイナスドライバーで調整します。

標準設定は、時計回りに回した全閉位置から37クリック戻しです。

締めるほどリバウンド速度が遅くなります。

スプリングセット長の標準設定値は132～133ミリです。

調整は必ず専用の工具を使用してください。その際はネジ部分の汚れを洗浄し、潤滑剤を塗布してください。

ロースピードコンプレッション　-　全閉より8クリック

ハイスピードコンプレッション　-　全閉より11クリック

リバウンドダンパー　-　全閉より25クリック

ハイドロストップ　-　全閉より11クリック

スプリングプリロード　-　124mm